OEM生産設計・生産 OEM PRODUCTS

信頼と実績のもとOEMを積極展開

川島繃帯では、半世紀以上にわたり培ったノウハウを活かして、OEMも幅広く承ります。
現在、さまざまなブランドの商品として多くの医療機関で利用されています。
織り幅や長さ、素材など、お客様の用途や目的に応じてフレキシブルに対応。
小ロットのご相談も承りますので、どうぞお気軽にご相談ください。

川島繃帯の強み ADVANTAGE

幅広いOEMニーズに対応

これまで培った知識と製造ノウハウを活かし、お客様のご相談やご要望にスピーディかつ的確にお応えします。包帯の織り幅や長さ、素材など、お客様のご要望通りにカスタマイズすることができ、小ロットでのご提供も可能です。さらに、普及タイプの包帯以外の特注品に対しても柔軟に対応いたします。

特殊なOEM事例

・看護学校で使用する実習用の色付き包帯
・産業向けの長尺包帯
・特殊繊維を使用した包帯

高品質な製品を安定的にご提供: 製造工程の徹底管理に加え、製品の完成後に工場と当社で二重に検品を実施しているため、クレーム発生率は1〜2PPM（完成品100万個のうち1または2個）に抑えられており、顧客からの信頼を頂いています。

安全性が第一の製品づくり: 当社では「安全性」を何よりも大切に考え、人の体に優しい製品づくりに取り組んでいます。
たとえば、包帯の原糸の漂白の際によく用いられている蛍光増白剤は、人体への安全性が保証されておらず、ガーゼや脱脂綿には使用が禁じられています。そのため当社では、1994年から蛍光増白剤の使用を一切禁止し、過酸化水素を使って漂白を行っています。OEMにおいても安全性を第一に確保したうえで、お客様のニーズに対応した製品をご提案しています。

安全・確実な製造体制: インドの信頼のおける業者から綿糸を仕入れ、包帯の原糸に使用。
当社と契約を結んだスリランカの工場で包帯の製造を手がけています。スリランカの工場では、当時浜松で使用されていた力織機をメンテナンスしながら大切に使用し、当時と同じ製造工程を経て製品が完成、原系の調達から納品までワンストップでご提供することでコストの無駄を省き、高品質な製品を安定的にご提供いたします。

川島繃帯の強み

製造工程 PROCESS

01原糸の調達

原糸にはインド製の綿を使用。当社が実際に現地に赴いて選定した、信用のおける取引先から仕入れています。

スリランカ工場
原糸の保管庫

02かせ揚げ: 生成りの原糸をかせの状態に束ね、漂白しやすいようにします。

03晒し: タンクに束の糸を敷き詰め、水を充満させてから、過酸化水素などの薬品を用いて原糸を晒します（漂白）。
化学薬品の蛍光増白剤は一切使用しておりません。

04糊付け

漂白した糸を糊付けの機械にかけ、糊をまんべんなく付着させます。綿糸は化学繊維とは違って切れやすいため、整経・整織する前に糊付けによって糸を丈夫にする必要があります。

糊付け

05乾燥

糊付けした綿糸を乾燥させます。スリランカ工場では殺菌力の高い天日乾燥後、ボイラー蒸気乾燥を行っています。

乾燥

06経糸の巻揚と整経: 経糸に使う綿糸を専用のビームに巻き上げ、必要な本数の縦糸を取り揃えます。そして平行に配列し、製織の準備をします。

07緯糸のボビン巻揚

緯糸用の綿糸をシャトルの中に入れるボビンに巻きつけます。

緯糸のボビン巻揚

08製織

包帯の生地を織り上げます。伸縮包帯は、経糸にポリウレタン繊維を全体の1割程度入れて織ります。速乾性のある包帯は経糸にポリウレタン繊維と速乾性のある繊維を入れます。どの場合でも緯糸には綿糸を用います。

製織

09規格サイズにカット（検品）: 織り上げた生地を包帯の規格サイズにカットし、検品を行います。

10熱処理: ポリウレタン繊維は熱を加えると縮む性質があるため、伸縮包帯を製造する工程では、生地に熱処理を施して伸縮性を持たせます。

11品質チェック: 熱処理後の製品の品質検査を行います。

12巻取仕上げと検品

包帯を規格の長さに巻き上げます。巻き上げた包帯を出荷前に検品します。

巻き取り仕上げ

13検品・両端カット: 包帯の両端をカットして均一に揃え、仕上げます。

14包装・梱包

包帯の種類毎に包装、梱包します。

梱包

15出荷: 工場から当社に向けて製品を出荷します。

16再検品: 当社に製品が到着後、各社のパッケージに詰める前に検品を再度行います。

17箱詰め: パッケージに包帯を箱詰めします。

18梱包・出荷: 箱詰めした製品を梱包し、出荷します。

スリランカ工場
原糸の保管庫
糊付け
乾燥
緯糸のボビン巻揚
製織
巻き取り仕上げ
梱包