包帯について ABOUT A BANDAGE
包帯の種類と特徴
蛍光増白剤(化学薬品)
化学薬品である蛍光増白剤は染料の一種で、紫外線を吸収して青色の光(蛍光)を放つ為、繊維の黄色みを打ち消し製品をより白く見せる事が出来ます。
しかし、「白く見せる」事だけを目的とした化学薬品ですので、人の健康への影響について十分な配慮がされているとは言えません。
心配されるのは皮膚刺激やアレルギー反応で、蛍光増白剤の中でもとりわけ使用される事の多いジアミノスチルベン・ジスルエン酸に到っては発ガン性さえ疑われています。
この蛍光増白剤は上記の様な健康に対する配慮から
各機関から後述の様な指導がされています。
- 経済産業省の指針
- 家庭用品には蛍光増白剤の使用を「必要最低限の使用に留めること」として乳幼児用製品については「出来る限り使用を避けること」となっています。
- 食品衛生法
- 食器、容器(紙コップ、紙皿など)への蛍光増白剤の使用を認めていません。
- 日本薬局方
- ガーゼ、脱脂綿、生理用品への蛍光増白剤の使用を禁止しています。
川島繃帯では1994年から蛍光増白剤の使用を一切禁止し、消費者の医院様方、そして実際に着用される患者様達の安全性を第一に考えた製品造りに注力しています。